人によって程度の差はあれ、生きている限り人間関係のストレスからは逃れられません( ;∀;)
人と接する機会が多すぎるとストレスになるけれど、少なすぎるとちょっと悲しくなる。
自分でもワガママかなあ、と思うことはしょっちゅうです。
人とお付き合いするとき、ネガティブな傾向がある人や愚痴・悪口の多い人からは静かに距離を置こうと思っていますが、これといった理由はなく何となく合わない、という場合もあります…よね?
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相性が悪い=「その人の都合に合わない」であることも多いと思う
自分の都合だけで自在に付き合いを増やしたり減らしたりできたらいいですが、家族絡みや職場になると、そうもいきません。
特に職場では、多くの場合「相性の良い人」と「なんとなく苦手な人」がいます。
相手が明らかに嫌がらせをしてきたり無視したりという場合、自分に原因の心当たりがないときは、「相手の事情」だと思って仲良くするのは諦めた方がいいような気がします。
別の人経由で自分の悪口を聞くと、いかに相手にとって都合の良い話だけをしているのかが分かりますよ…。
こういう場合、そりゃあ直接こっちに言ったら、相手は自分に都合の悪いことを含めて(下手すると倍返しで)言い返されるのが分かっているから陰でモソモソしてるんだろうな、と思うので、それ以上は突っ込まないことにしてます。
仕事に支障をきたさない限りは、ですが。
何となく苦手な人=実は学びをくれる人、かも
一方、人に対する自分の感情を考えてみると、同じ言動をしていてもAさんには何とも思わないのに、Bさんだと何となくムッとする、ということがあります。
若いときは、これは相性の問題なのだと思い、Bさんとはなるべく距離をおいて付き合うようにしていたのですが、ある時からそれは勿体かもしれないと感じるようになりました。
苦手な人は、「自分に欠けているもの」を長所として持っていることがある
「自分がなぜBさんを苦手に感じる、または心地悪く感じるのか」とよくよく考えてみると、自分が大雑把にこなしている部分を細かく丁寧にやる人だったり、その逆だったり、ということがありました。
「できたらやりたくないこと」や、「こだわりたい所、大事にしたい部分」が違うのです。
そして相手の立場で考えてみると、逆の行動をしている私が気に入らないだろうことも十分理解できます。
そして時に、自分に欠けていたものを気づかされることもあります。
「心地悪い」というのは、普段の自分と違うために起こるものですから、その心地悪さの原因を探った先に、今までの自分にプラスするといいやり方や考え方、改善すべき点が見える貴重な機会となった経験もありました。
そうなるとたとえ嫌いな相手でも、一時期だけでもお付き合いがあったことは有難いことだった、と本当に心から感謝する気持ちになります。
一緒にいてストレスになったり、しんどい関係である場合、無理に一緒にいる必要はないと思いますし、お互いのために適度な距離をおくことが最適解である場合も多いでしょう。
ついたり、離れたりしているのが人間関係として一番心地いいかもしれない、とも思います。
私が今、若い頃の自分に話すとしたら、最初から合わない人を避けるのは少々勿体ないかもね、ということです。
出会う人すべてが人生の師、とまではいきませんが、あまり相性の良くない相手であったとしても、お互いに何かを学び取れることがあればその出会いはラッキーだと言えるでしょう。
傷ついたことも、恐らく傷つけたことも沢山ありましたが、これまで多くの学びをくれた人々に感謝するとともに、できたら私を良く思わない人にも、「気に食わないけど、後で思い返せばいいところもあった」と思ってもらえたら最高だな~、と虫のいいことを考えて暮らしています。
(*^▽^*)