こんにちは。
今更感のある消毒液のアルコール濃度の話。
新型コロナウイルスの影響で、一時期非常に入手困難だったマスクやアルコール消毒液。最近はもう普通にドラッグストアに並んでますね~(^^♪
去年の春夏はなかなか手に入らなくて、ときどきアルコール消毒液が「あった―!」と思って飛びつきそうになって、パッケージをみるとエタノール50%とか、濃度の表示がないものだったりでガッカリしてました。
テレビやネットで、「エタノールの濃度が70%以上のものが新型コロナに有効」という情報がかなり流れていたおかげで、一般の方にも濃度が大事だということが浸透したのだと思いますが、分かっていても、モノがなかったです。去年は。
どうしてもお客さん用のアルコール消毒液が必要なお店は、とりあえず買えるものを買っていたんでしょうね。そっとボトルの裏側をみても濃度表示がなかったり、詰め替え用のボトルで中身がわからなかったりなので、私はその効果についてはあまり信用しないようにして、とにかく「外では手を洗うまで顔を触らないように」と気をつけていました(-“-)
でも、こういう情報って高齢の方には分かりにくかったのではないでしょうか。
アルコール濃度の表示は裏のほうに小さくかいてあることが多いですし、コロナに有効と発表された9種の界面活性剤(NITE検証試験結果から有効と判断された界面活性剤)についても、そんなこと言われても分からん~、という方が多かったのではないかと思います。
私も、郷里の母(80代)に「消毒用アルコールは70%以上のを買ってね」というと、まず「老眼で見えない」、そして「どこに書いてあるかわからない」と言っていました(まあ、そもそも濃度を書いてないのもあるから…)。母が、「大丈夫、しっかり手を洗っているから」というので一応安心しましたが。
最近ではもう十分な濃度のアルコール消毒液が流通しているのにも関わらず、やはり中にはアルコール濃度が低い商品もあるようです。
安価でも効果が不十分だと、はっきり言って勿体ないですから、濃度はよく確認して(わからなかったらお店の人に聞いて)買うようにしてくださいね。
母にはその後、70%台のアルコール消毒液と保湿クリームを届けました(^^)